岡山県岡山市中区
やはた動物病院
高尾 幸宏 院長先生
獣医師:1名 動物看護師・スタッフ:3名
● じっくり向き合う診察スタイル。伸びてしまう待ち時間を解消したいと思い、受付システムの導入を検討
● 費用がほかのサービスに比べて安価であったことが決め手となり「ペットPASS」を導入
● 繁忙期には電話が鳴りっぱなしということもあったが、それが解消
● 事前問診の仕組みで、前もって準備や心構えができることで診察がスムーズに
● メッセージの配信件数制限がないので、何かあったらすぐにメッセージを送れている
●受付をシステム化しようと思ったきっかけを教えてください
│じっくり向き合う診察スタイルのため、長くなる待ち時間を短縮したい。
当院では問診とインフォームドコンセプトを大事にしています。ひとりひとり話をじっくり聴く、飼い主様にご理解いただけるようにご説明をする、という方針で診察をしているので、どうしてもおひとりの診察時間が長くなってしまうんです。そうすると待ち時間も長くなってしまう。駐車場や待つスペースが広いわけではないので、コロナ禍もあり、待ち時間が少しでも短くなれば、その分の時間を有効に使っていただければ、と思い導入しました。
●ペットPASSを導入した決め手は何ですか?
│価格ですね。価格がお手頃で、導入しやすいと思いました。
雑誌でのご紹介で製品自体の認知はしていましたが、たまたま参加したセミナーで「ペットPASS」のお話を聞いたのがきっかけです。ちょうど検討している時期だったというのと、お値段もお手ごろだったのもあり、導入しやすいと思いました。ほかの会社さんの紹介もあったと思うのですが、一番安かったです。岡山の会社で親近感もありますし(笑)
●導入までのご準備はいかがでしたか?
│新しい物の導入でつまずくのは想定内。スムーズに導入できています。
(インタビューの時点で)使い始めて3か月くらいですが、特に困ることなく導入できています。「順番待ち受付」というものが知られていなくて「予約」だと思われているため、その説明をする、などはありましたが、新しいものを使い始めるときに何かつまずくことはあると思っているので、想定内というか、スムーズだったと思います。
●導入して変わったことはありますか?
|繁忙期に電話がなりっぱなし、というようなことがなくなりました。
お電話の問い合わせがかなり減りました。半分までは減っていない体感ですが、繁忙期に電話が鳴りっぱなしということもありましたので、そのような状況はなくなっています。いつもの薬を出してほしい、というようなことが電話ではなくアプリでできるのが大きいですね。
|事前に症状を入力できるので、診察がスムーズに。
アプリで事前問診を入力できるので、前もって症状がわかるというのはとても助かります。前もって症状がわかっていると、ある程度あたりがつけられるので。こういう準備をしておこう、こんなことが起こるかもしれないな、など、準備と心構えができ、診察がやりやすいと感じています。
|待ち時間が減った、朝イチに来なくてよくなったことを喜んでもらえています。
高齢者でも使ってくれていますし、使いこなしている人は便利に使ってくれていて、「待ち時間が減った」「朝イチに受付に来なくてよくなった」と喜んでいただいています。実際、駐車場が満車になりにくくなった印象です。また、お薬だけの利用にも使われており、毎回電話しないで済むことも、飼い主様の負荷が減っているのではと思います。
●ペットPASSの機能で、特にご満足いただいているポイントは何ですか?
│メッセージ配信が追加料金、件数制限がないので使いやすいです。
メッセージ配信が便利ですね。「ペットPASS」を使う前は別のサービスを使っていたのですが、こちらのほうが使いやすいと感じています。メッセージ配信数に応じての追加料金がかからないので(メッセージ件数の制限がないので)、「あと何件しか送れない、今回はどうしよう」と悩む必要もなく、ちょっとしたことでもすぐにメッセージを送れる、というのは助かります。
●診察数に変化はありましたか?
│診察数は増えていますが、受付の混乱は少なくなりました。
診察数は増えていますが、その原因が「ペットPASS」の影響なのかは正直わかりません。ただ、診察数は増えましたが、「ペットPASS」があることで受付が混乱するということはなくなったように感じます。
●これから貴院が目指したいことを教えてください
│いつでも同じレベルで診察を提供できる病院に。
いつでも同じレベルで診察を提供できることを心がけています。営業時間を気にした診察ではなく、遅い時間でも休日前でも同じレベルの診察をしたいと思っています。一人だとできることも限られてきてしまいますので、病院の規模を大きくして人手も確保していかないとですね。